換装に至った経緯
私のマイカーはSUZUKI MRワゴン(年式: 平成14年6月)で、純正カーオーディオを搭載しています。
購入当時は、ポータブル・オーディオ・メディアといえばMDでしたから、わざわざMD再生可能なモデルを選択しております。
あれから10余年、ポータブル・オーディオ・メディアはプレーヤー内蔵のフラッシュメモリに変わり、カーオーディオもMP3等、圧縮ファイルの再生が主流です。
私自身も、CDからMDへのダビングは、車の購入時頃より止めてしまい、せっせ、せっせとMP3への変換にのめりこみ始めました。
室内での、音楽再生は、iTunesを使用してのパソコンでのMP3再生に移行し、車内では、なるべくお金を掛けず、カセットタイプのAUX入力アダプターにポータブルオーディオプレーヤーを接続して再生。カーオーディオ側にはAUX入力端子がなかったので、この選択だったのですが、しばらくはこれで十分でした。
ところが、今年、iPod Nanoを購入すると、せっかくのBluetooth機能を生かすべく、Bluetooh機能搭載のFMトランスミッターを購入。ワイヤレスによる自由度の恩恵にあずかり、加えてiPod Nanoの高い操作性もあり、導入当初はこれまたこれで満足でした。
ただ、ひとたび、欲求の堰を切ってしまうとダメなもので、今度は、FMトランスミッターでよく発生する、他車とのすれ違いざまでの混信やFMのサーというホワイトノイズが気になりだします。
で、この度のBluetooth機能搭載のカーオーディオ換装と相成りました。
ところが、私自身はカーオーディオの換装経験はなし。車屋さんに頼んだほうが、結果割安であろうことは想像できましたが、「ここは経験」と自身での換装にチャレンジしました。
何の経験もなくても、ネットの情報収集でなんとかなってしまうのですから、ありがたい話です。インターネットが個人個人の能力アップに寄与する力を改めて感じます。
情報収集
作業前に整理した情報は…
- 購入する物
- カーオーディオ本体
- 自分の車両の年式に合わせたハーネス
- インパネ脱着のための工具・リムーバー
- 情報収集
- カーオーディオメーカーから自分の車両のインパネ取り外し情報を入手
- 作業手順
- バッテリーの[-]プラグを外す
- インパネ外し
- 既存オーディオの取り外し
- 新オーディオ付属ケーブルとハーネスの接続
- 上記ケーブルを車両本体側ケーブルと接続
- アース接続
- 新オーディオとケーブルの接続
- 新オーディオの固定
- インパネを元に戻す
- バッテリーの[-]プラグを元に戻す
と、いったところです。
特に、インパネの具体的な外し方は、Youtubeでお披露目されている方が沢山いらっしゃいましたので、いろいろと勉強しました。
購入
カーナビの選択は元よりなかったので、カーオーディオ単機能で機種を探したところ、値段も手ごろなPioneer carrozzeria MVH-580に決定。
- Amazon > パイオニア carrozzeria Bluetooth/USB/チューナーメインユニット MVH-580 MVH-580
- Amazon > スズキ MRワゴン(H13.12-H18.1)用カーナビ・オーディオ取付ハーネス(20P)
- Amazon > KTC ハンディリムーバーセット ATP2015
作業
実際に作業して、一番大変だったのは、インパネの最初の爪を外すところでしょうか。なかなか、Youtubeで作業を披露された方のような「勘所」がつかめなかったのと、ある程度の「度胸」も必要でした。
また、アース接続では、ハーネス側と本体ケーブル側から2本のアース線がありましたので、2箇所の取り付ける必要があったのですが、必要なネジが手元になかった為、自転車でホームセンターに買いに出かけるという失態をしております。
換装後の感想
今は、ノイズレス・ワイヤレスとなった環境に非常に満足しています。
因みに、初めて本機で再生した曲は、Def TechのBoleroでした。
…が、今度は、iPod nanoの容量逼迫が気になりだして…