屋内配線#1概要
いよいよ、屋内配線にとりかかります。本日行った作業は…
- アンテナケーブルを屋根裏へ引き込み
- 屋根裏に分配器を設置
- アンテナコンセントの設置
です。
アンテナケーブルの屋根裏引き込み
#4で記述しましたが、アンテナケーブルは暫定的に[すきまケーブル]を利用して屋内に引き込んでいます。
これを外して、本来の目的通りに、2階の屋根裏へ引き込みます。
引き込み箇所は、現在も使用中のケーブルTVのケーブル引き込みに使用されているパイプです。暫くは併用となるので、ケーブルTVのケーブルはそのまま、アンテナケーブルを差し込みます。パイプ径に余裕があったので、無理なく挿入できました。
引き込むアンテナケーブルは長いままにしていたので、屋外に露出する分に多少の余裕を持たせてら、残りはすべて屋外からグイグイと押し込んでしまいます。
続いて、2階の部屋の天袋から天井裏を除きます。
庇(ひさし)の狭いスペースに外から「適当に」押し込んだケーブルがトグロを巻いていました。
梁にステープルで固定されているのはケーブルTVのケーブルです。ケーブルTVを引き込む際に業者の方が配線したものと思われます。
手元に子供の頃に使った竹製の釣竿がありました。カーボンシャフトのものではなく、太さの異なる細い竹を差し込んで繋ぐタイプのものです。ある程度の年齢の方でないとイメージ湧ないかも。
本来の釣竿の先端は使用せず、3段目あたりのある程度の太さのある竿の先端に金属製のS字フックをビニールテープで縛りつけた簡易ケーブルキャッチャーを作り、そのS字フックをトグロをまいたケーブルの中間辺りに引っかけ、やおら引っ張ります。
結構な力で引っ張らないと、ケーブルは手元にやってきません。最初、引っ張る力に耐えきれず、ビニールテープからS字フックがスルっと抜けてしまいました。これでもかという位にグルグル巻きで固定し直して、何とか手元に引き寄せました。こんな苦労をしたので後日、プロ用(といっても廉価版ですが)を購入してしまいます。
ケーブルはこのままでも何の問題もないのですが、折角CD管を購入したので、CD管に通すことにします。2m程度の距離だったので、手元の作業で意図した場所に収めることが出来ました。まぁ本来CD管は先に配管するものですから、ただの自己満足ですね。
屋根裏に分配器を設置
今回天井裏を覗いている天袋のある部屋に、最初にアンテナコンセントを設置することになるのですが、天袋の穴の近くに、分配器を設置するのに丁度いい柱がありました。天井裏に這い上がることなく、天袋に腰を掛けたまま作業できるので、ここに分配器をネジ止めすることにしました。
本日は、アンテナコンセントは1箇所しか設置しまないので、接続しない5箇所にダミー抵抗を取り付けます(写真: 右側4箇所と左側上部)。
CD管を通したアンテナケーブルを分配器の入力コネクタに接続します。(写真: 左側中央)
アンテナコンセントの設置
設置した分配器と同じ柱にアンテナコンセントを露出配線にて設置します。
DIYをする者にとって、あこがれのパナソニック・コスモシリーズ(私見)ですが、私のコスモシリーズ使用はこの露出配線が「お初」となってしまいました(T_T)
まず、室内から天井にドリルで穴を開けます。穴の位置は慎重に検討・確認の上、決定しないと、天井を支える梁にあたってしまったりするので、気を付けます。実は、この部屋のエアコンの専用コンセントを付けた電気屋さんがやらかしてました(^^
分配器の出力コネクタ(写真: 左側下)にアンテナケーブルを接続して、天井にあけた穴に通します。分配器からの距離は50cmほどしかありませんから、配線は楽です。
増設ミニボックスからアンテナケーブルを通し、F型コネクターを接続します。
更に、テレビターミナルを接続して、ボックスに押し込むのですが、これが結構キツくて難儀しました
天井近くに配置した理由は、長押(なげし)の中にアンテナケーブルを這わせて、テレビのある位置まで壁面配線(と言うのかな)する為です。
これで、屋内配線第一弾は完了となりました。[すきまケーブル]による配線より、距離は遠回りになるし、分配器を経由したので信号ロスも発生しているので、なんだかしっくりこないのですが、本来の目標に近づいたのでヨシとしましょう。
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