基本的にUbuntu 8.04でRhythmbox 0.11.5設定と同じ事を実行しました。
ライブラリの場所にNASを指定
拙宅ではWindowsワークグループにI-O DATA製のNAS LANDISK(HDL-GX320R)をセットして、MP3ファイルを保存し、複数のパソコンから音楽再生をしています。
Fedora 9にはiTunesライクなRhythmboxがプリインストールされているので、こちらを使用するための設定を行いました。
- [アプリケーション]-[サウンドとビデオ]-[Rhythmbox楽曲プレーヤー]をクリックして、Rhythmboxを起動
- [編集]-[設定]クリック
- -[ミュージック・プレイヤーの設定]-[楽曲]タブをクリック
- -[ライブラリの場所]ブロック-[参照]をクリックし、NASのMP3ファイル保存ディレクトリを指定
- -[ライブラリの場所]ブロック-[ライブラリを監視する]にチェックオン
- [OK]をクリック
MP3のコーデックインストール
時系列的には、Fedora 9でGstreamerのインストールの記事にある[gstreamer-plugins-ugly]インストール前に上記設定を行っており、この設定の直後、RhythmboxからMP3コーデックのインストールを促されていたのですが、促されたコーデックのインストールをキャンセルして、同記事の作業を行った結果、NASのMP3ファイルの読み込みが開始されました。
ID3タグの文字化け対処
わたしはMP3ファイルをWinodows PCで作成しています。ID3タグの編集はSTEPを利用しています。
現在はID3タグのバージョン・文字コードを[ID3v1: Version 1.1 / ID3v2: Version 2.4(Encord UTF-8)]を指定しています。このファイルのRhythmboxでのライブラリ表示に問題はないのですが、過去に作成した(文字コードなどまるで意識しなかった頃の)[ID3v1: Version 1.1 / ID3v2: Version 2.3(Encord ISO-8859-1)]のファイルについては、日本語が文字化けしてしまいます。
もちろん、それらをUTF-8に変換すればいいのですが、何分相当数な為、それも面倒。
また、Audaciousであれば、ISO-8859-1の文字コードを変換するオプションがありますが、これが理由でAudaciousを選択する気も起こりません。
そこで けんけんのFedora Core メモ > rhythmboxのライブラリの文字化け対策 からけんけん氏作成のスクリプトを拝借して、ライブラリファイルの文字コードをShift-JISからUTF-8に変換しました。
- Rhythmboxを一旦終了
- けんけん氏のスクリプトを/bin/convert_rhythmdb.plとして保存
-
# gedit(root権限で起動)
- けんけん氏のスクリプトをコピー&ペースト
- 41行目の「# 他の行は変換せずに表示」の 行頭が全角スペースになっているので、TABに置換
- /bin/convert_rhythmdb.plとして保存
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- ファイルに実行権限を付与
-
# chmod a+x /bin/convert_rhythmdb.pl
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- 下記手順で文字コードを変換
$ cd ~/.gnome2/rhythmbox
$ cp rhythmdb.xml rhythmdb.xml.org
$ convert_rhythmdb.pl < rhythmdb.xml.org > rhythmdb.xml - Rhythmboxを起動して、文字化けが解消したことを確認
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