磐越自動車道バス事故は関わるすべての大人が悪いと思います。子供たちがかわいそうです。
事故で亡くなられた方、ご遺族の方々にお悔やみ申し上げます。
石原伸晃氏は9日、日本テレビ系「サタデーLIVEニュース ジグザグ」にて「みんなが少しずつうそをついていて、真相を語っていないと」と述べたそうです。誰もがそう感じているかと思います。
以下、現時点の報道で私が感じた大人たちの感想です。まともな大人が一人でもいたら、今回の事故は起こらなかったのではないでしょうか。状況から必ずひとり(以上)大嘘をついています。
北越高校
校長
- 学校トップの責任者として何の役割も果たしていないと感じます
- 見積書を取らないで会計処理をしているということは、稟議・承認の制度が当該の学校には存在しないということでしょうか
- 存在するのであれば、稟議承認を不要とする上限額の説明があってしかるべきです
- 蒲原鉄道の請求書をヘラヘラと開示しているのも、神経を疑います
- 顧問の発言について、監督者として指導をしたのでしょうか。批判をかわすために、顧問をスケープゴートにしたかのようにも感じます
学校生活における様々な課題から国際的な諸問題に至るまで、私たちは未知の課題にしばしば直面します。この状況を突破するためには、目の前の課題を深く考え、仲間と協働しながら解決に向けて取り組み、行動していくことが必要です。人間の知性は、こうした課題解決の過程で発揮されるものであり、先行き不透明の現在においては、知性を身に付け、将来、自分の拠って立つ場所で課題解決を図ることが求められています。そして、高等学校はその資質・能力を育成するフィールドであると考えています。(太字: 筆者註)
校長ごあいさつ | 学校紹介 北越高校について | 学校法人 北越高等学校
- 失礼ながら、学校会見での「当校は悪くない」を主張する校長の振る舞いに知性を感じることはできませんでした
- 蒲原鉄道がドライバーに手渡したと思われる封筒(白タクの物証ともいえる)を、さも自慢げに披露したときの「してやったり」とした表情も不快でした
顧問
- ご遺族もご覧になっているであろう会見の場です、貴方が泣いてどうしますか
- 請求書の中身を確認せず会計部門に提出している、とよくもまぁ全国に向け発言したものです
- 恐らくは、費用が発生しているのに、報告書ひとつ提出していないのではないでしょうか
- レンタカーを使っていたことを、今回の事故後に請求書を見直して知ったかの発言には、あきれるばかりです
- そもそも、過去にレンタカーを利用した際に、生徒が乗り込むバスのナンバープレートに気が回っていないことが信じられません
- 大体、蒲原鉄道の文字のないマイクロバスを見て、なんとも思わなかったのでしょうか
- おそらく、当該の顧問は、緑ナンバーと白ナンバーの意味をこれまで考えたこともないのでしょう、理解があったかどうかもあやしいところです
蒲原鉄道
社長
- 会見では責任ある立場の振る舞いを感じられませんでした
- 会社の状態を把握しているように見えませんでした
- こちらも学校同様稟議承認制度による社内統制が効いていないことはあきらかです
- 過去に大勢の乗客の命を預かっていた鉄道会社であったなどと、到底思えません
- むしろ、営業担当がすべてやったことと言いかねないような様子にも見えます
営業担当
- 会見でのヘラヘラした態度が早速SNSで炎上しています
- 当人にしてみれば、今回の件は「いつもやっていること」で、何の問題意識もなかったのでしょう
- 初めて依頼したドライバーと面談も行っていない点だけでも、仕事がどれだけ出来る人物なのか、推して知るべしでしょう
- それにしても、蒲原鉄道の関係者が、「会社がボランティアのようなことをした(=営業マンならば貸し切りバスを手配して売り上げをあげるところをそうしていない)ことに疑問を呈していますが、顧問との間に何があったのでしょうか
ドライバー
- 数か月の間に軽自動車乗車による交通事故を複数回、しかも今回の事故の直近で3度も連続で起こしているにもかかわらず、「これが最後」と依頼を引き受けたのは、運転能力以外の彼自身の判断能力にも疑問を感じざるを得ません
- 蒲原鉄道の依頼に当該ドライバーを紹介した知人は最近の彼の状況を知らなかったのでしょうか
- 修理工場の関係者は彼が連続して起こした事故の被害者(代車の損傷)でもあり、依頼を知っていたら、全力で阻止していたと述べていらっしゃいます
部活のマイクロバスは事業用ナンバーであるべき
- マスコミの報道が、白バス行為であったかどうか、つまりドライバーに報酬が渡っていたのかどうかに焦点があたっているのですが、ものすごく違和感を感じます
- なかには、「無報酬であれば法律に違反していません」と論点がずれる報道もあり、全国の無報酬で部活のマイクロバス運転している父兄に誤解を与えてしまうのではないでしょうか
- マスコミが本件で報じるべきは、なぜ事業用ナンバーでなかったかどうかではないでしょうか
- この事故以降、「中型免許(8t限定なし)」、「大型免許」、または2026年4月に新設となった「AT限定中型」を取得しているからと、ボランティアで乗車定員11〜29人の白ナンバーのマイクロバスに子供たちを乗せて遠征しようなどと、大人たちは考えてはいけないでしょう
- 絶対、部活動での移動には事業用ナンバーをチャーターすべきではないでしょうか
事業用ナンバーであれば
事業者は
- 運行管理者による点呼(乗務前後の酒気帯び・健康状態・疲労の確認)や安全運転教育を実施しなければなりません
- 運行管理者が点呼を怠ると、貨物自動車運送事業法に基づき、事業者に対して車両停止や事業停止といった重い行政処分が下されます
ドライバーは
- 必然的に二種免許保持者となります
- 一種免許が車両を操縦する技術を問うのに対し、二種免許は「乗客を乗せた状態で安全かつ正確に運転できる技術」を証明するものであり、試験の合格基準も一種より厳しいとされています
- 当然、二種免許保持者は旅客運送特有の専門知識も習得しています
- そもそも、日常的に中型、大型車両を運転しており、大きな車両の遠近感や立体感を判断するスキル「深視力(しんしりょく)」を習得しています
- この深視力を維持するために二種免許保持者はこの検査に合格し続ける必要があります
- 平たく言えば、一種免許保持者と二種免許保持者では、スキルも意識もレベルが違うというわけです
- 時折、プロとは到底思えないドライバーを目にすることはありますが…
翻って一種免許の私は…
- わたしは、子供もいませんので日常では家族を乗せて運転するくらいで、親戚・知人を乗せることは滅多にありません
- 還暦も超え、自分の判断力の低下も感じていますし、積極的に「送ってやるよ」とは言いません
- 当然、自動車保険には相応の保険金額の人身傷害保険を付帯しています
- それでも今回の件で、家族以外の人を善意で乗せることに付随するリスクと責任をこれまで以上に感じています